イボを除去する治療方法には、内服薬を用いる方法、レーザーでイボを丸ごとくり抜く方法、-196℃の液体窒素を使って焼き切る凍結療法の3つの方法があります。その中の一つである凍結療法は、イボができている部分に-196℃の液体窒素をあて、組織を凍結・壊死させて除去する方法です。人為的に低温火傷を起こして病変部分を焼き切ってしまいます。そこはかさぶたになり、新しい皮膚と入れ替わることでイボが除去されます。この時、焼き切る部分はは肌の表面だけなので、根まで到達するのに数回の治療を繰り返す必要がある場合があります。そのため、治療期間は長くなることが多いようです。根が深いところにまで及んでいる場合には、効果が期待できないこともあります。ただ、凍結療法は麻酔が不要で手軽にできるため、イボの治療としては広く使われている手法です。健康保険が適用されるので、治療費が安く済むというメリットもあります。処置後は皮膚が火傷を起こしている状態なので、傷口からウィルスなどに感染しないようにケアを行う必要があります。
凍結療法では液体窒素を押し当てる時に、痛みを感じることがあり、痛みの感じ方は人によって違うと言われています。