液体窒素を利用したイボの凍結治療は、施術が簡単なことから日本では多く用いられています。麺棒に液体窒素を染み込ませてイボに直接押し当てることで、マイナス196度の低温状態で細胞を壊死させ取り除く仕組みです。
液体窒素を押し当てられたイボは、皮膚組織に水ぶくれを生じたあとカサブタ状になって剥がれ落ちます。その過程でイボが消失し、新陳代謝で細胞が再生され通常の皮膚へと戻っていくのです。
ただ、この凍結治療法には激しい痛みを伴うというデメリットがあります。また1度で完治することはあまりなく、治療期間には大きさによってかなり差があります。時には何十回と施術を繰り返すこともあるうえ、再発もゼロではありません。逆にメリットは施術方法が極めて簡単なこと、費用が安いこと、軽度のイボなら1~2回できれいに治ることが挙げられます。
気になる治療後の患部の状態はどうかとう言うと、凹凸はきれいになりますが時々色素沈着を起こすケースがあり、跡がシミになって残る可能性があります。必ずしも色素沈着を起こすわけではなくケースバイケースですが、顔面など目立つ場所の場合は医師とよく相談して決めましょう。より跡の残りにくいレーザー治療やメスによる切除、内服薬を選択することもできます。